トラブル発見

ミニのオートマはオイル管理が大事です
オイルのレベルの量り方が間違ってはいないでしょうか?


この画像はオイルレベル点検のレベルゲージですが二つ穴が開いた上の部分が
規定レベルとされてますが、通常どんな車であってもオートマトランスミッション
のオイルレベルを量るるには、アイドリングにてエンジンを回転させてニュートラル位置にて
図りますが、ミニの場合エンジンを回転させて量ることはできません
なぜかというと、エンジンとトランスミッションは同じエンジンオイルを使いエンジンと
ATは同じ箱の中でオイルが飛び散ってしまうため 量ることは不可能です。
オイルレベルを量るにはエンジンを止めて回転させないようにしてオイルの飛散
のない状態で量りますが、その時はコンバーターや各ピストンの溜まったオイルは
ほとんど落ち切ってしまい、オイルレベルはエンジンを止めるとオイルは落ちてしまい
オイルは下に落ちた分レベルゲージは増えてしまっています、
それを規定にオイルレベルと思っては多分2Lは少ない状態だと思います。
もしこのままの状態でミニのオートマを運転していれば油圧低下になったり
オイルを吸い上げるパイプよりオイルを吸ったり時より空気を吸ってしまい
オートマで一番怖いジャダーを起こしたり、 油圧 が低下することで
トラブルを起こすことになります、 
例えば、もしブレーキオイル系統にエアーが混入したらブレーキは油圧がかからず
ブレーキの踏みしろがなくなり油圧がかからなくなりブレーキは全く効きません
ミニのATの場合はオイルポンプが協力なものがついているので
オイルを吸ったり空気を吸ったりしてジャダーをおこしても無理やり走ってしまっています
もし、マニアルトランスミッションのクラッチがジヤダーを起こしたらガクガクしてドライバー
に、気が付くことが出来ますが、オートマのクラッチに相当するコンバーターにて
動力を伝えているため、ミッション内で酷いジャダーをおこしてもコンバーターの
オイルが吸収してほとんどドライバーに危険を伝えないため 走れるだけ走ってしまうので
強烈なダメージを与えてしまい 大きなトラブルになります。


エンジンを止めてレベルを量る場合 最低 この位置ぐらいまで入れなければ
ミニのオートマは間違いなく壊れますので、オイルの量は必ず時より点検してください。
オートマチックトランスミッションはオイルの油圧で動力を伝えておりますそれが
オイルの量が足りなければ、国産車でも大型の重機でも動きませんし壊れます。
オートマをオーバーホールしたときなどはコンバーターのオイルの抜け方にもよりますが
 最低8Lから10Lは入れるようですし
通常の定例オイル交換時は最低6Lから 8L 入る場合があります。

ミニのオートマは壊れやすいのではなく 理解が少ないため壊してしまっていたかもしれませんね
きちんと理解している人は10万キロ乗っても壊れない人もいます。


令和 4年8月17日 更新

フロアーパネルやサイドシルパネル、そしてトランクパネル、バランスパネルのような
モノコックボディでボディがゆがむ部分であり、常に雨水がかぶり、パネル内に湿度を
保ってしまう部分に後期のミニはパネルの継ぎ目 合わせに水除のコーキングを使わず
ダイレクトにスポット溶接し鉄板が熱による酸化されたままの状態であるためパネルの
継ぎ目は錆びて腐ってしまうため、ミニの腰下のボディの腐りは避けがたい。
その腐った部分を板金するのであれば、出来れば、パネルの継ぎ合わせにボンドにより
雨水をまったく浸み込まないようにし、パネル同士を接着剤にて結合し、
出来れば溶接や、スポット溶接などによる 鉄が真っ赤になり酸化するような溶接をせず
ステンレスのビスにて結合させれば完璧とは言わないが、まったく違った近代板金ができることになります
現在の国産車でさえ パネルは板金ボンドにて結合されているらしい。
そのビスを鉄板ビスを使うのですが通常の鉄板ビスでは、ねじのピッチが荒く強度に問題が
あると言われることがありますが わたしが使用する ビスは下の画像のようなビスを使ってます

左側が通常の4mmの鉄板ビスですが右側のステンレス4mmの極端にねじ山が細かい
ビスを使用するため、薄いパネルの鉄板に何コマものねじ山が食い込むため溶接より
取り付け強度は格段に優れています、取り付け部分を柔軟性のある金属ボンドで接着し
このステンレスビスは耐荷重は1トンでも耐えるというもので接合すればパーフクトではないかと
現代板金を推し進めています、願いは二度と腐らない板金を目指してます



今まで何度か注意事項として紹介しましたが、かなり重要なトラブルになるため紹介します
ミニのオートマは油圧が非常に高いためオイル漏れすることがあります、特にこのオイルフィルター
からのオイル漏れが多く、対策されたオイルフィルターケースは非常に有効でトラブルの激減に
繋がってます、

今回のトラブルの要素は フィルターヘッドのケースにガスケットのシーラーや
ボンドを塗ることです、確かにシーラーは塗ったあと熱により膨張することでオイル漏れを防ぐ効果は
ありますが、必ず膨張すればはみ出して固まったシーラーがとくにATの場合油圧がバルブボディで制御
されないときは、オイルポンプ圧はその能力のままであり、シーラーを飛び散らせることがあります。
飛び散ったシーラーによるトラブルは、オイリフィルターの真下に精密なバルブボディがあるからです
バルブボディのプレッシャーレギュレターバルブの アイドリング時にエンジンに送り込む油圧の穴は
0.9mmと非常に小さく、もしそのホールをふさがれてしまえばアイドリング時や油圧が7kg以下に
なってしまえばエンジンニオイルを送り込めなくなりエンジンを壊すことになりますし
当然オートマの各くホールに詰まった場合は壊すことになりますので絶対にガスケットにシーラーを
使用せず組み込んでください、 カバー側とフルターケースの面を平らにすればオイル漏れを
なくすことが出来るはずです。
また、オイルフィルターの交換は非常に注意深く行ってください、もし組み込み違いやゴミなどを入れてしまった
場合は 同じようなことが起こりえます、


錆びの簡単防錆 対策はこれにかぎる
値段も安く ステップの隙間からこのロングホースを差し込み府吹き付けます
ステップなどはしたに垂れてもよいように新聞紙などをひき噴霧いたします
吹き付けると内側のパネルに四方八方に噴霧し錆びを固着しさび止めに
素晴らしく効果的です。
名前は どぎつく コブラサビストといい 安価で簡単に防錆対策ができます
わたしも以前は専門のスプレーガンにMEを噴霧してましたが
ノズルが詰まったりガンの清掃が大変でしたがMEの溶剤を
スプレー缶でできるので助かってます。



2022/6/14


いきなり汚い画像からですが、98年式のミニのドアー下のサイドシルパネル(ステップのパネル)ですが
外側から見るとさしてさびがないように見えますが、カットして取り外してみるとこのように錆びて腐ってます
内地のミニでもほとんどがこのような状態になってしまいます、まずミニに雨や水をかぶってしまえば
ボディ 横からかぶった水はこのサイドシルパネルの内側にほとんど入り込んでます。
古いミニの場合はその内側のパネルにばさび止めの防錆や溶接部分にシーラなどが施されてますが
後期のミニは御覧のように鉄板むき出しですし スポット溶接されたところはほとんど腐ってます。
早めの対策をされたほうがダメージが少なくなると思います。
明日はいかに安く、オーナーがご自身で対策できる方法を提案します。



































toraburuha