今回はベベルギヤー(ギヤートレーン)

ベベルギヤーにクラックが入った画像です内側のギヤーと外側のギヤーの
結合部にヒビが入り割れてしまいエンジンの動力が全く伝わらくなり
走行不能になるトラブルです、このようにヒビがはいる利用は油圧低下による
3重かみ合いによる極度の負荷が原因です、
フリクションプレートやブレーキバンドのトラブルにて壊れたオートマはこの部分に
かなりの負荷がかかってしまっているためせっかくオーバーホールしても
補強しなければ トラブルは免れません。

炭素鋼でできているギヤーですがこのように穴を開け下のギヤーまで6oの
穴を通して、下のギヤーと上のギヤーを補強溶接しクラック(ヒビ)の入った部分も
溶接し補強します、
この溶接は難しく、以前はギヤーの製造いている会社に真空ビーム溶接にて
補強をお願いしてましたがトラブりましたが、この穴を開け一体にした溶接は
成功し剥がれることなくオーバーホールしています。
オーバーホールするときは補強をされたほうが安心できると思います。
また、もしギヤーの歯が生きていて剥がれたギヤー同士の溶接もこの
溶接方法では再生できるようになりました。


補強溶接するには、3000度以上の高熱により行うため
ギヤーの変形や膨張をさせないための治具を使わなくてはなりません
そのためには、数千度の高温でも滅による膨張や変形に耐える
特殊鋼財にて精密機械屋さんに制作いただきました。

ギヤーの歯が生きていて剥がれたギヤー同士の再生溶接は可能です。



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