北海道のクマです

  北海道は早くも冬!?ミニ一代おじさん

 大いに吠えるコラム

5 イベント前夜は、未だに眠れない

    クマの恐るべき念力によって、見事に晴れ渡った

    北海道の大イベントその模様は70ページを見て

    いただくとして、5回目になるこのコラムでは

    言い出しっぺであるクマさんこと河西さんがイベントについて

    「これはミニにとって重要な行事なのだ」と熱く語る(吠える?)のであった

  いやいや本当にコラムってのは難しいもんだね。オレに言わせろ、

  なんて編集部に頼んでこうなったから自業自得なんだけど。学生時代の作文なんて、

先生の添削で真っ赤になって換えってきたもんなあ。

オレがコラムを書いているなんてお袋が知ったら、きっとたまげるに違いない。

この企画が終わったら、全部を見て」もらうつもりなんだ。親孝行も兼ねて、

今日もペンを握るとしよう。なんだかいつも個人的なことで申し訳ないね。

さて、今回のお題は、8月に行ったミニ・ディin北海道。例によってT村氏が、

なぜイベントをやろうと思ったか、結果どうだったのかを語れというんだな。うーむ。

ひと言でいえば、鈴鹿のジャパン・ミニ・ディと同じように、とっても感動したんだ。

それでT村氏が納得してくれるはずもないから、クマはまたしてもいろいろ書くのである。

オレの大好きな北海道でイベントができたこと。それから、地元のクラブがオフィシャルでがんばってくれたことは、

もう格別の想いだね。スタッフは、さぞや大変だったろうね。なにしろ2日間だからな。

本当は自分たちが楽しみたかったはずなのに、縁の下に回ってくれた。クマの目には天使に映ったよ。

誰かのために何かをするって、とても大事なことだ。彼らは、それが自分たちの大好きなクルマだったから、

あんなに働いてくれたんだと思う。クマの心にビンビンに響いてきたよ。オレが礼を言うのも何だが、ありがとう。

感謝してます。できたら、来年もお願いしたいのだが、どうだろう?おっといけない。

彼らのことを 考えてたらウルウルしてきちゃったぜ。北海道は、

これまで年に1度だけ 十勝スピードウェイで走行会が催されてきた。

305やミニディのような ビッグイベントに参加した人は、数えるぐらいしかいなかったんだ。

そんな北海道のミニ乗りに、走行会だけじゃないイベントを見せてあげたい。動機は実に単純だった。

ただ、イベントをやるにはひとりじゃ無理だから、 クラブのメンバーに話した。答えはふたつ返事だよ。

すっごくうれしかったね。でも、イベントの運営が成功するかどうかは、オフィシャルになる クラブにかかっている。

けれど、それはオレが口にする前に、彼らが 充分理解していた。その時点で、今回はもう大成功だなって思ったよ。

実際のところ、プログラム進行がうまく進まなかったりもしたけれど、キリキリ時間通りにやるなんて北海道に似合わないもんな。

楽しく、愉快に、 のんびりと、が今回のコンセプトだから、それでよかったんだ。そうそう、 

 聞いておくれよ。当日までの天気は毎日のように曇りのち雨で、まるで夏を  忘れたかのような気候だったんだ。

しかし、オレだけは信じていた。  必ず晴れる、いや晴らしてみせるってね。そうしたらどうだい。 

 晴れるどころかイベントの2日間は、この夏いちばんの暑さになったじゃないか。

  クマの念力は天気も動かしちゃんだぜ。ただ、内地から来た人には申し訳なかったな。 

 それと、道産子オフィシャルが暑さに参っちゃったのは、計算外だった。 いろんな人が来てくれたよ。

ミニ業界のお偉いさんも大勢駆けつけて、おまけに手伝ってくれた。一般のお客さんだってスゴイよ。

道内各地はもちろん、 東北や関東どころか、兵庫、大坂、愛知、静岡、山梨、長野、もうびっくりしたのなんの。

クマの体毛、逆立ち状態だ。「クマさんに会えてよかった」と言ってくれたり、写真を一緒に撮ってくれと頼まれたりして、

もうデレデレに照れたよ。お袋、オレはコラムを書いていてよかったです。ありがたいなあ

ぜイベントをやるのかと尋ねられることが時々ある。どんな意味があるのかってね。

イベントを辞書で調べると『重要な出来事、行事』と書いてあるそうなんだ。これはとても重要な行事なんだよな。

ひとりでミニに乗っていても、だけど、例えばルーカスのフェンダーミラーをつけようと思うんだけどどう思う?

なんて、ミニに興味のない人に話したって「このバカ」って笑われるだけだろ。つまりさ、同じ趣味の仲間がいれば、

ミニがもっとおもしろくなるじゃないか。1台が2台、2台が4台と増えていけば、楽しさが倍々になる。

イベントで 何百台ものミニと会えたら、ちょっと強引だけど興味も何百倍になるよ。そういう交流が、

イベントを開く意味であり、意義でもあるとオレは思う。大事なのは、これから何年もミニを維持していくために、

イベントは絶対に 欠かせないということなんだ。しかも、全国各地で開催されなくちゃいけない。

「ミニの存在感を再認識した」。イベントに参加した人の中には、そう感じた人も きっといただろう。

ミニを大事に思う気持ち、オレはあえて愛と呼ばせてもらうが、そうしたみんなの愛情を確かめ会う場としても、

イベントは必要なんだよ。大好きなミニが1度に何百台も見られる、なんて思うと、未だに興奮して眠れないんだぜ。

子供みたいだけどさあ。結局、一睡もできずに朝になるだろ。とりあえず着替えて会場ゲートに行っちゃんだな。

すると、次々ミニが集まってくる。もうゾクゾク。シビレるぜ、ホントに。イベントが終わると、またある人が尋ねてくる。

「どうだった?成功した?」とね。成功ってのは一体何を意味するのだろうと 考える。誰がみてもはっきりするのは、

人やミニの台数や、あるいはお金のことだよね。たくさん集まって、しこたま儲かれば成功あのか。

ま、それを失敗とはいわないんだろうが、必ずしも数だけじゃ決められないと思う。

きれい事っていわれてもいいけど、

オレは開催する側と参加する人々の気持ちの入り方で決まるものじゃないかと思っているんだ。

は逸れちゃうんだけど、インドだかどこだかに、サイババと言う人がいるだろ。

TVで偶然に見た番組だったんだが、手から白い粉のようなものを出して、それで病気を治しちゃうらしいんだな。

真実かトリックかオレにはわからない。ただ、サイババはこう言った。

「神は確実に存在する。あなたの心の中に必ずいる」。この言葉、オレは信じたな。オレの人生に取り入れようと思った。

イベントも同じだ。

楽しく感じられるかどうかは、自分の心次第なんだね。楽しもうと思わなければ何が行われてもつまらない。

逆に何もなくても気持ちひとつでハッピーに なれる。つまり、プラス思考だ。イヤみタラタラ文句ブツブツの人生なんて、

まっぴら ゴメンだよね。確かにオレは、これまで数多くのイベントに参加したり、

あるいはオフィシャルになったりしてきた。そういう意味じゃ、慣れやマンネリがないとはいえない。

でも、自分にこう話かける。参加してくれる人々に、オレの楽しさやうれしさをどれだけ伝えられるか、

どれだけ感動を分かち合えるかってね。そうすると、マンネリになんかならないんだ。

必ず初心を思い出せる。そういうオレと、参加者の気持ちが ピッタリ重なると、もうイベントはやめられない。

現代のミニ乗りが何を考え、何を求めているかをゆっくり話せるのも、イベントのいいところだ。

そんな風にして友達が増えていくのは、本当に素晴らしいね。いやいや、またしても熱く語っちまったな。

年甲斐も なく、なんてお袋に言われそうだよ、まったく。